呪詛使いの娘
さて・・・我々のところに来る子羊には、いくつかの類型があるのだが、そのうちの一つを、今日の記事としたい。
●DQN型
私はあまりそうは呼びたくないが・・・。少なくとも、私のところに助けを求めてやってきた子羊であるのだから、それをDQNと呼ぶのは多少の抵抗があるというものだ。
とはいえ、分かりやすさを重視して、こう名づけた。
まあ、一般的には、喫煙、暴力、暴走、飲酒など、あげていたらキリがないが問題行動を抱えており、前に居た場所から放逐された類である。あるいは・・・中学生の頃からそうしていて、行き場を失って来るわけである。
(あ、だから、私がどこで何をしているのかは勝手に想像してくれ)
こんな事があった。
私のところに来た子羊(中学時代にDQNが過ぎて行き場を失って来た)が、あろう事か途中で妊娠をしたわけである。大変に困ったものだ。
とはいえ、妊娠程度で放逐するほどウチは心が狭くないので、妊娠しながらでも何とかやっていけるように、いろいろと相談をして、融通をして、何とかしようと努力したわけである。
(何を何とかするのかは想像するしかないわけだが・・・まあ、ぶっちゃけ言えば、面倒見てくれるところを失った連中が最後にたどり着く、通●●高●●●である。●が多すぎてわからない?そんなもん自分で考えるがよい。人を救う尊い仕事である。うん。いや、ほんとに。)
ちなみに、そこは母子家庭で、挙句母親はおそらく30台だったであろう・・・。
”人生は贈り物 不条理詰めた マトリョ〜シカ♪"という歌もあるが、歴史は繰り返すというやつであるな。
生む前は、散々家族で協力するだのなんだの言っていた割には、最後は"子供の面倒を見られる人が居ないからこられない"という理屈で、どうしても譲れないこれだけは来てくれなければ困る最後の一線の数日を来なかったのである。家族で協力するんじゃないの・・・?
ちなみに、できちゃった結婚となった彼女のダンナはパチンカスで家にろくに金を入れないとか。しかも結婚してからは中も険悪気味。
その後、さすがにその一線となる日に来なかったので、制度上ムリだ(つまりもう一年ってやつだ)と伝えると、母親が電話で逆上し始めた。
そんなの知らなかっただの(私は10回近くその旨を説明したのに)、次々と罵詈雑言だのなんだのをぶちまけ、挙句の果てには「弁護士に相談する」だの、色々言ってくるわけである。
勝手にどうぞ・・・と、言えないのが聖職者のつらいところ。
右の頬を打たれたら、ガンたれながら左の頬も差し出すしかないのである。
その最後を飾る、とてもすばらしい言葉を紹介したい。
「そうやって、人を不幸にする事ばかりしていると、自分が不幸のどん底になるんですよ?私はね、いつも人のためを思って生きてきたから、自分の夢だってかなったし何でも思い通りになって幸せなの。そういう風に生きられないあなたみたいな人は、きっと不幸になりますからね」
そんな呪詛めいた言葉を残していった。
まあ、そんな事をのたまっていた割りには、娘の人生を思い通りにはできなかったみたいだが・・・。結局、その小娘はウチを去っていった。
親がモンスターだと子が不幸である。
思うにあの小娘には、悪い点はそんなに無かったと思うのである。
彼女にとっての不幸な点は、ひとえに母親だったであろう。
母子家庭であった点は、即座に不幸だったと断じるには世間のマトモなシングルマザーの女性に失礼であろう。
では、何が問題だったかというと母親には以下の点に問題があったと感じている。
・極度の過干渉:予定管理から、娘の進路等まですべて母親が口を出す。
・友達状態:娘に対して親としての厳格な態度を示せず、友達のような関係になっていた。そのため、善悪の判断がつかず、抑制の効かない性格に育っていた。
(本来であれば、父親が厳格な態度を示せるので大丈夫だが、母子家庭の最大の難しさはこの母親の受容的な立場と、父親の抑圧的な立場の両方を母親が担わなければならない点だろう)
・母親の非難癖:何でも他人に責任を転嫁して、人を非難する。子は親を見て育つというが、娘も見事に責任転嫁をして自己を省みない性格になってしまっていた。
まあ、ほかにも色々あるのだが、今日はこれくらいにしておいて、また徐々に色々なケースを紹介していきたいと思う。
願わくば、彼女の子がマトリョーシカに囚われて居ない事を・・・
父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。えいめん!
●DQN型
私はあまりそうは呼びたくないが・・・。少なくとも、私のところに助けを求めてやってきた子羊であるのだから、それをDQNと呼ぶのは多少の抵抗があるというものだ。
とはいえ、分かりやすさを重視して、こう名づけた。
まあ、一般的には、喫煙、暴力、暴走、飲酒など、あげていたらキリがないが問題行動を抱えており、前に居た場所から放逐された類である。あるいは・・・中学生の頃からそうしていて、行き場を失って来るわけである。
(あ、だから、私がどこで何をしているのかは勝手に想像してくれ)
こんな事があった。
私のところに来た子羊(中学時代にDQNが過ぎて行き場を失って来た)が、あろう事か途中で妊娠をしたわけである。大変に困ったものだ。
とはいえ、妊娠程度で放逐するほどウチは心が狭くないので、妊娠しながらでも何とかやっていけるように、いろいろと相談をして、融通をして、何とかしようと努力したわけである。
(何を何とかするのかは想像するしかないわけだが・・・まあ、ぶっちゃけ言えば、面倒見てくれるところを失った連中が最後にたどり着く、通●●高●●●である。●が多すぎてわからない?そんなもん自分で考えるがよい。人を救う尊い仕事である。うん。いや、ほんとに。)
ちなみに、そこは母子家庭で、挙句母親はおそらく30台だったであろう・・・。
”人生は贈り物 不条理詰めた マトリョ〜シカ♪"という歌もあるが、歴史は繰り返すというやつであるな。
生む前は、散々家族で協力するだのなんだの言っていた割には、最後は"子供の面倒を見られる人が居ないからこられない"という理屈で、どうしても譲れないこれだけは来てくれなければ困る最後の一線の数日を来なかったのである。家族で協力するんじゃないの・・・?
ちなみに、できちゃった結婚となった彼女のダンナはパチンカスで家にろくに金を入れないとか。しかも結婚してからは中も険悪気味。
その後、さすがにその一線となる日に来なかったので、制度上ムリだ(つまりもう一年ってやつだ)と伝えると、母親が電話で逆上し始めた。
そんなの知らなかっただの(私は10回近くその旨を説明したのに)、次々と罵詈雑言だのなんだのをぶちまけ、挙句の果てには「弁護士に相談する」だの、色々言ってくるわけである。
勝手にどうぞ・・・と、言えないのが聖職者のつらいところ。
右の頬を打たれたら、ガンたれながら左の頬も差し出すしかないのである。
その最後を飾る、とてもすばらしい言葉を紹介したい。
「そうやって、人を不幸にする事ばかりしていると、自分が不幸のどん底になるんですよ?私はね、いつも人のためを思って生きてきたから、自分の夢だってかなったし何でも思い通りになって幸せなの。そういう風に生きられないあなたみたいな人は、きっと不幸になりますからね」
そんな呪詛めいた言葉を残していった。
まあ、そんな事をのたまっていた割りには、娘の人生を思い通りにはできなかったみたいだが・・・。結局、その小娘はウチを去っていった。
親がモンスターだと子が不幸である。
思うにあの小娘には、悪い点はそんなに無かったと思うのである。
彼女にとっての不幸な点は、ひとえに母親だったであろう。
母子家庭であった点は、即座に不幸だったと断じるには世間のマトモなシングルマザーの女性に失礼であろう。
では、何が問題だったかというと母親には以下の点に問題があったと感じている。
・極度の過干渉:予定管理から、娘の進路等まですべて母親が口を出す。
・友達状態:娘に対して親としての厳格な態度を示せず、友達のような関係になっていた。そのため、善悪の判断がつかず、抑制の効かない性格に育っていた。
(本来であれば、父親が厳格な態度を示せるので大丈夫だが、母子家庭の最大の難しさはこの母親の受容的な立場と、父親の抑圧的な立場の両方を母親が担わなければならない点だろう)
・母親の非難癖:何でも他人に責任を転嫁して、人を非難する。子は親を見て育つというが、娘も見事に責任転嫁をして自己を省みない性格になってしまっていた。
まあ、ほかにも色々あるのだが、今日はこれくらいにしておいて、また徐々に色々なケースを紹介していきたいと思う。
願わくば、彼女の子がマトリョーシカに囚われて居ない事を・・・
父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。えいめん!
- 2010.11.20 Saturday
- 祈り・働く
- 14:41
- comments(3)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by レイホウ19歳